About

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ffirm youth club(ファーム ユース クラブ)は、多感な時期を過ごす若年女性(15-18歳)にむけて自己肯定感を育むことを目的としたプロジェクト。見た目や人間関係、将来のことなどに対して、彼女たちが抱く悩みや感情を掬い取りながら、クリエイティブな活動を通じて、以下のような学びの機会や場をつくっています。

自己受容、自己表現ができる場

個人的なことを安心して話せて、他者の価値観も肯定する場

さまざまな大人から多様な生き方、価値観、選択肢を知れる場

自己肯定感を育むことは、彼女たちの生き方の多様性を広げること。ちょっとした変化や、風通しのよさを求める若年女性へのエンパワーメントのために、プロジェクトを行っています。

「他人とちがう自分を認められるようになった」「前に自分が思っているよりも、なんとかなるかもと思った」「自分の気持ちを伝え、それを聞いて、つなげ、広げてくれた」

ワークショップを通して、参加した高校生からもらった言葉は宝物です。

他者と比較して優れているから「良い」のではなく、自分が好きなことは大事にしてもいい。まわりの基準じゃなくて、自分自身の心の目線で選んでもいい。自分が嫌だと感じる部分に関心を持って、その背景ごと捉え直すのもいい。

大人になってもなお、自分自身とうまく付き合いながら、健やかに生きていく術を身につけることは大事だと感じています。そしてそれには、まわりの人々の力も、ときには必要です。

心身の変化が激しいことに加え、まわりとの比較や成績・進路への期待が強まりやすい「思春期」を過ごす高校生にとっては、なおさらのことかもしれません。そして、これから自己実現をするにあたって、その土壌となる自己肯定感を育むことはとても大切です。

「高校生のときに、こんな場所がほしかった」
若年女性のウェルビーングにまつわる課題。このプロジェクトに少しずつ共感の輪が広がっていくことを願っています。